イギリスでトイレで発電する仕組みが開発されています。 排水が配水管を流れ落ちるのを利用して水力発電を行うというものです。

高層ビルで考えれば、かなりの水力発電が期待できそうです。 60階建てのビルから落ちてくる排水の力はかなりのものでしょうね。

研究者であるTom Broadbent氏によると、7階建てのビルに取り付けると 年間926ポンド(約12万円)の電気代の節約が可能になるそうです。

水力発電に使われる運動エネルギーは、高さに対して指数的に増加するので、 六本木ヒルズで採用されれば、ものすごいエネルギーを生み出しそうです。

もちろん、トイレの排水だけではなく、生活排水も含めてすべて利用できる はずですので、今後、期待がもてそうな開発ですね。

ところで、排便には多くのエネルギーを生み出す力が眠っている。という ことがわかっており、そのエネルギーを効率的に取り出せれば、トイレで 使用する電力を十分にまかなえるという研究もされています。有機物を分解するときにでるエネルギーを使う。という仕組みです。

トイレは外観的には進化しているのですが、排泄物を流して、移動させ、 別の場所できれいにしたり、処理したりする。という仕組み自体はかなり 昔から(一説には平安時代から)変化していません。

ところが、最近になって排泄物を自家利用できるような仕組みの研究が進んでいます。

くさいものに蓋をするのではなく、あらゆるものを再利用していくような 時代になっていくことを祈っています。

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