浄化槽と本下水(公共下水道)

世の中では浄化槽から本下水(公共下水道)へと、
生活排水やトイレ排水の流れる場所が変わってきています。

住居ごとでトイレ等の排水を処理するよりも、地方自治体や
国が運営する巨大な下水処理場で全部まとめて処理するほうが、
はるかに効率的という判断をしている。ということですね。

環境問題やエコについて考えるときに、エネルギーをどれだけ
使ったのか。ということも考慮することが増えてきています。

たとえば、資源のリサイクルを考えたとき、
①資源をリサイクル施設に運搬するエネルギー
②リサイクル施設の機械が作動するためのエネルギー
③リサイクルした資源を配達するエネルギー
というように、資源のリサイクルはできたけど、それ以上に
たくさんのエネルギーが消費されているよね。となっては、
それは果たしてエコなのだろうか?という考え方です。

実は、リサイクルするよりも、新たに作り直したほうが、
はるかにエネルギー効率がよかった。なんてこともあるそうです。

トイレ等の生活排水はどうでしょうか?

公共下水道をつくるエネルギー、下水処理場を作動させるエネルギー
VS
浄化槽をつくるエネルギー、浄化槽を管理するエネルギー

果たして、どちらが効率的なのでしょうか?

効率的かどうかよりも、公共下水道には公共事業的な一面があるので、
もともと、そういう議論は不毛なのかもしれませんが・・・。

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