テスラ自動車のイーロン・マスク氏が日本にきましたね。
電気自動車のテスラを日本でも本格的に拡大するためなのか、トヨタ自動車との何かしらの交渉を行うためか、他の目的もいろいろあったと思いますが、何にせよ、さらに多くの国民がテスラという走りが魅力の電気自動車に注目するきっかけとなりました。
夢物語を実現してきた企業家
イーロン・マスク氏は『フェラーリよりも早い電気自動車をつくる』という、当時は夢物語と思われていたことを現実とし、さらには宇宙開発に飛びだした最初の民間企業の代表です。なんとイーロン・マスク氏のまなざしは火星移住計画にまで及んでいます。そんなSFのような話も、日進月歩の技術を目の当たりにすると、そう遠くはないのかもしれない。と思えてくるから不思議です。
電気自動車は石油依存脱却のため
現在、電気自動車の広がりはとどまるところを知りません。石油の需要が鈍化しているとの報告もありますが、今後さらに電気自動車が広がっていくことで、石油依存から脱却できる時代も夢ではなさそうです。
賛同する国も増えてきている
世界に目を向けても、フィリピンのマニラに10万台ある三輪タクシーを、2016年までに電気にする計画が進んでいます。大気汚染の原因となるダイオキシンを26万トン減らすことができ、燃料代も従来の石油タイプと比較すると安くおさえることができるため、国家プロジェクトとして取り組んでいます。
環境のことなら日本!となれるのに…
日本の環境保護に関する技術力というのは素晴らしいものがあり、それは昔の過ちから学んだことではあるのですが、日本こそ環境大国を目指して、電気自動車関連の施策をどんどんやっていくと、世界から再び注目されるのに…。技術力はあるのに船頭がいない。もったいないですね。
三輪の電動自動車タクシー
ところで、三輪タクシーとは、多分、トゥクトゥクのようなものだと思っているのですが、日本でも電動三輪タクシーどうかな?なんて思っていたのですが、実はあったんです、一回乗ったことがありました。横浜で。
電動自転車です。電動自動車ではありません。パリでも走っているらしいです。赤レンガ倉庫から馬車道まで乗せてもらったのですが、タクシーよりも安かったし、乗り心地も快適でした。上り坂で自転車を漕いでいるお兄さんが少し大変そうでしたが…。ただスピードがあまり出ないので、急いでいるときや遠くまでいくときには不向きだな。と思っていましたが、三輪自動車のタクシーだったらどうですかね。ビジネスの可能性が広がりそうです!