エネルギーこそ地産地消にすべき!

来年、2016年の4月から、いよいよご家庭で自由に電気の契約先を選べるようになりますね。

電力の小売りが完全に自由化されるわけですが、みなさんはどうされますか?

どのぐらい電気代が安くなるのか?

電力の完全自由化が広まると、どのくらい電気料金は安くなるのでしょうか?

いろいろな会社さんのホームページを見てみますと、10~15%ぐらいが多いようです。

安定的に供給されることが約束されるのであれば、1割安くなるだけでも大きなメリットです。

 

とにかく日本の電気代は高いんです…

日本の電気料金は驚くほど高いんです。その理由は簡単で独占販売されているから。

米国と比較して2倍以上も電気代は割高です。お隣の韓国と比べてもやはり2倍以上高いです。

以上に割高な電気料金は、われわれ企業の体力を奪い、国際競争力が低下につながります。

 

たとえば当社の場合どのぐらい安くなるのか?

当社はいろいろと電気を使いますので、毎月25万円ぐらいかかっています。

年間にすると300万円。1割安くなれば年間30万円の費用削減です。

安定供給さえ約束されれば、すぐにでも他の電力会社に乗り換えるでしょう。

 

ご家庭の場合はどうでしょうか?

ご自宅の場合、毎月の電気代は数千円から2万円ぐらいですから、

あまり大きなインパクトにはならないですね。

ただ、小さな金額でも積み重ねですから、変えられるなら変えたいですよね。

 

絶対に安くなるとも限らないらしい…

とはいえ、すべてはまだ予測の話。

2016年4月に電力が自由化されたとき、今よりも電気代が高騰してしまう…。

という可能性もあるわけで、しばらく様子をうかがって。というのが現実的でしょうか。

 

 

さて、あなたは、どこで発電された電気を使っているのか?

ところで、いまみなさんも電気を使っているわけですが、その電気、どこから来たのでしょうか?

おそらくは新潟県、茨城県など、東京からは遠く離れた発電所でつくられた電気が送電線を伝い、

はるばる我々の手元まで届いているはずです。

 

離れたところから届く電気は送電ロスがある

電気を送電するときに発生する熱により、発電した電気よりも、手元に届く電気は弱くなります。

当然、送電する距離が伸びれば伸びるほど、送電ロスは大きくなります。

 

だから電気も地産地消にすべき

この電気がどこで発電されたのか?

単に金額的に安くなるから電力会社を変える。という理由だけでなく、

できるだけ地産地消の電気を使用することを検討したいと思います。

 

そして、どうやって発電した電気なのか?

この電気は火力発電の電気なのか?

自然エネルギーにより作られた電気なのか?

できることなら、わたくしは自然エネルギー由来の電気を使いたいと思います。

エネルギー業界にどういった変化が起きるのか、電力自由化が楽しみでなりません。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*