ゲリラ豪雨など、近頃は大量の雨が一気に降ることが多くなりました。

地球温暖化によって日本の温度も上昇し、まるで熱帯のスコールを彷彿とさせる勢い、バケツをひっくり返したような大雨も珍しくなくなりました。

一度に大量の雨が降ると、河川や下水が氾濫してしまうので、一時的に雨水を貯水する場所が必要となります。その貯留した雨水を再利用するシステムが両国国技館にはついています。

雨水の再利用は都市の貴重な水資源として、全国的に推進されており、国際的にも注目される技術です。また災害における非常用飲用水の水源としても注目されています。

まだそれほど広まってはいないですが、一般住宅で雨水を再利用することも期待ができる分野です。遠くの浄水場から水を運ぶより、自宅で雨水をきれいにして、生活水として再利用できれば、エネルギーの面から考えてもエコだといえるでしょう。

異常気象、異常気象と、毎年毎年報じられていますが、毎年異常なのが続くのであれば、それは異常ではなくて、毎年気候が変化し続けることが当たり前、つまり正常ってことにはならないのでしょうか?

このような気候が続くと、農作物など、気候の影響をダイレクトに受けてしまう方々が心配です。いままで作っていた作物が作れなくなり、気候にあわせた作物をつくるとすると、新しい技術と設備が必要です。ピンチがチャンスになればうれしいです。