あの原発事故以降、太陽光発電が政府によって推進され、ソフトバンクの孫さんも大規模な発電を開始し、過疎化が進んだ地域では、平地や山を切り開いて太陽光パネルが設置されています。
そこに問題点はないのでしょうか?
太陽光発電バブル
政府がクリーンエネルギーの買取価格を保証する。ということで、多くの投資家、事業主、資産家が太陽光発電を開始しました。ところが、政府はクリーンエネルギー買取をこれ以上進められない。という身勝手な方向転換で、現在、工事中の太陽光発電事業主は大変困っているようです。
もともとの政府の見込みが甘すぎたのか、電気の買取。というシステム自体に問題があった。というような記事もありましたが、多くを政府に期待しすぎるのは日本ではよくないようです。
太陽光発電の弱点を補完できる
そんな暗い話題ばかりの太陽光発電に新しい光が差し込んでいます!新しい太陽光発電は、なんと蓄電ができます!アメリカのオハイオ州立大学で生み出されたという、新太陽光発電は、太陽光パネル自体がバッテリーになっている。つまり、太陽のエネルギーをパネルに蓄電できる。ということです。
エネルギーの移動によるロスは馬鹿にならない
従来の太陽光発電は、パネルで集めた太陽のエネルギーを蓄電バッテリーへと移動させる必要がありました。その移動のときに、なんと20%ものエネルギーが奪われてしまう。という非常に効率が悪い仕組みです。
エネルギーの移動がなければ効率アップ
太陽光パネルに電気が蓄電できれば、バッテリーへと移動させるときに消耗していた20%のエネルギー消費も防げますし、何より装置が簡易ですみます。装置が簡単になるということは、コストも下がります。従来の太陽光発電と比較して、25%もコストがおさえられるようです。
現在のところ、日本のメーカーでは発売されていませんが、その技術はすでに、どこかのメーカーに提供されているとのこと。一刻も早く実用化されるのを望みます。