暗闇でも発電できる太陽電池

太陽光発電の問題点といえば、最大の問題点として、里山を破壊してしまう。というのが近頃さけばれていますが、運用面で考えますと、曇ったときや雨のときに発電できない。

つまり電力の安定供給ができない。というところに尽きます。

安定供給できない電気はいらない

安定供給ができない電力では、企業として利用ができないでしょうし、ご家庭でも厳しいですね。ご飯を炊いている炊飯器が途中で止まってしまったら、きっと米はおいしく炊けないでしょう。風呂のシャワーが突然水になるなんて考えたくもありません。やはり、メインの電力系統がほかにあって、補助系統として太陽光発電をつかう。というのが現実的なところでしょう。

 

安定供給できる太陽光発電がある!

もし太陽光発電が安定供給できるとなれば、電力量は少なくても、需要はあります。実は、曇っているときでも、目に見えない赤外線は地面に届いています。その赤外線で発電をすることで安定的な電力の供給ができる仕組みが研究されています。発電する電力はまだまだ小さいようですが、消費電力の少ないLEDを光らせる。ということは実証されているようです。

 

アイデアをどうやって事業化するか?

こうした技術開発というのは、収益化するまでの道のりが大変長く、埋もれてしまう技術のほうが多いのが現状のようです。今回の暗闇で発電できる太陽光パネルも、使用用途として具体的なプランがあがってくれば、一気に研究も加速するのでしょうが、如何せん、環境問題やエネルギー問題についての技術改革は、国内では変化のスピードが著しく遅い。と言わざるを得ません。

 

事業化には需要が欠かせない!

卵が先か、鶏が先か。という議論になってしまいますが、こういった研究は、需要を構築する、需要を生み出すことが大事です。研究者と企画者。技術の発展にはその両輪が必要です。わたくしどももそういった部分に尽力できるぐらい、企業力を磨いていけたらな。と思っています。

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