汲み取りし尿の再利用による資源化

汲み取りし尿をどのように再利用するか。さまざまな研究が海外を中心にされています。

日本でも、し尿の資源化は行われています。 特に、メタン発酵によるメタン回収が注目されています。

メタン回収は、し尿などをメタン発酵することで、減量化・安定化・無害化しつつ、それに伴い発生するメタンをエネルギー資源として再利用するというものです。

もし、ご自宅でメタン発酵ができるようになれば、し尿が無害化され、しかもエネルギーとして利用することもできる。という究極のエコにつながります。

いつの日か、エネルギーを買うのではなく、自宅でつくる。という時代になりそうです。 いまの技術の進化を考えますと、昔はエネルギーを買っていたんだよな~。というような思い出話になってしまう日も、そんなに遠くはないのかもしれません。

また、し尿はリンを豊富に含んでいます。 リンは世界的に資源として重宝されており、石油よりも早く枯渇する。といわれています。

リンは肥料の三要素でもあり、人間にも不可欠な物質です。 日本は海外からリンを含有するリン鉱石(大変高価な)を大量に輸入しています。 し尿からリンを取り出すことができれば、輸入頼みから脱却できるので、早急に実現したい技術ですし、そういった技術を発展途上国に広めることが、先進国としての責務ではないでしょうか。

技術が進むと、浄化槽やトイレの汲み取りは無くなっていきそうですが、いま現在必要とされ、できることを私どもはやっていかねばなりません。浄化槽でお困りのこと(悪臭、におい、害虫、騒音)がございましたら、 川口市で70年の信頼と実績、安心価格の西本商事まで、いつでも お気軽に、お電話(0120-714-053)ください。

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